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楽譜の見方

数楽譜の基礎知識

二胡の楽譜には、五線譜の他に五線譜を数字に置き換えた“数字譜”という記譜方法を通常に使用します。始めの内は戸惑うかも知れませんが、慣れてしまうと非常に使いやすく、特に音符が苦手な方や、始めて楽器に触れる方には簡単でとても便利なものです。

数楽譜の読み方

数字譜は音階の「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」を数字に置き換えて「1・2・3・4・5・6・7」で表します。1オクターブ高い音は数字の上に“・”を付け、1オクターブ低い場合は数字の下に“・”を付けます。「0」は休符を表します。

数楽譜の基礎知識:数楽譜の読み方

上記の五線譜の対応表のように、「1=C」とある場合は、数字譜の「1」が音名の「ド」という指示で、日本語名では「ハ」ということになり、「C調」(ハ長調)という意味になります。
「C調」(ハ長調)は鍵盤で表すと右のようになります。

数楽譜の基礎知識:数楽譜の読み方のイメージ2
数楽譜の基礎知識:スケール(音階)について

ある中心になる音からオクターブ上、あるいは下の同じ音まで、一定の音程の関係で配列してものを「スケール(音階)」といいます。
前ページの譜例に枠で囲われた部分の「C(ド)」音からオクターブ上の「C(ド)」の部分を抜き出すと、下の図のようになります。このようにメインになるC音を「主音」と呼び、このCからCまでを「Cメジャー・スケール」(長音階)といいます。

数楽譜の基礎知識:スケール(音階)についてのイメージ1

このC=1からオクターブ上のC=1・の中には「3(E=ミ)と4(F=ファ)」や「7(B=シ)と1・(C=ド)」の音の高さが“半音”の関係にある音があり、それ以外は“全音”です。この半音の位置により、長音階と短音階とに分けられます。

数楽譜の基礎知識:スケール(音階)についてのイメージ2

C調の五線譜と数字譜の関係を確認してみましょう。

数楽譜の基礎知識:スケール(音階)についてのイメージ3
数楽譜の基礎知識:移動ドについて

同じ「ドレミ」でも、“音名”として使われる場合と“階名”として使われる場合があります。音名は「固定ド」で、階名は「移動ド」と覚えて下さい。
ある長調の主音を[ド]とみなし、短調の場合は主音を[ラ]とみなす事です。

数楽譜の基礎知識:移動ドについてのイメージ1

次にD調「1=D」について説明しましょう。D調の場合は「1=ド」の音の高さはDと同じで、五線譜と数字譜の対照は下記のようになります。

数楽譜の基礎知識:移動ドについてのイメージ2

「1=D」なので、数字譜の「1」が音名の「ド」という指示で、日本語名では「ニ」ということになり、「D調」(ニ長調)という意味になります。
「D調」(ニ長調)は鍵盤で表すと右のようになります。

数楽譜の基礎知識:移動ドについてのイメージ3
数楽譜の基礎知識:五線譜と数字譜の対照表

数字譜は図のように、通常の五線譜に表される音を数字で表し、音価(音符一個の音の長さ)は横線を数字の右横、又は下に表します。休符は数字の“0”で表します。

数楽譜の基礎知識:音符のイメージ
数楽譜の基礎知識:休符のイメージ
数楽譜の基礎知識:常用記号

二胡を演奏する際に数字譜上に表される主な記号です。基本的な記号は通常の五線譜に記される記号と同じですが、数字譜独特の記号もありますので必要に応じて覚えて下さい。

数楽譜の基礎知識:常用記号の表
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